東京都豊島区の板金塗装専門店『小池自動車板金工業所』
東京都豊島区の板金塗装専門店
『小池自動車板金工業所』
板金塗装の作業工程を具体例な事例をもとにご紹介。板金塗装は非常に多くの手間と時間がかかるため料金が高くなりがち。そこで弊社では作業範囲を最小限に抑えたり作業工程を工夫するなどして、お客様のご負担を最小限に抑えるように努力しております。
ホンダ レジェンド フロントフェンダー修理
へこみを平らにする
まずはフロントバンパーを外し、フロントフェンダーのへこみをハンマーで叩いて平らにしていきます。
粗パテを盛る
ある程度平らになったらサンダーで塗料を取り除き、削パテを盛ります。
フェンダーの形を作る
パテをペーパーで削ってフェンダーの形を作ります。
水研ぎをする
ここからキズを細かくしていくため、さらに細かなペーパーで水研ぎをします。
サフェーサーを塗る
水研ぎを終えたら最終的に残った細かなキズを埋める為にサフェーサーを塗装します。
スポットパテを盛る
サフェーサーが乾燥したらスポットパテを盛ります。これは巣穴（空砲）やごく細かいミリ単位のキズを埋める為です。
サフェーサーを研ぐ
先ほど水研ぎで使ったペーパーよりもさらに細かいペーパーでサフェーサーを研ぎます。
足つけ作業
サフェーサーを研いだら、フェンダーを塗装するために足つけ作業をします。足つけ作業とは、非常に細かいキズをあえてつけることでキズに塗料が入り込ませて密着させるプロセスです。この作業をせずツルツルの面に塗装すると、時間が経つにつれて塗装が剥がれてきてしまいます。
調色作業
次は調色作業です。まずカラー番号から塗料を選び調合していきます。しかし既存のデータで調合しただけでは絶対に色が合わないため、ここから微調整をしていきます。車の色合わせは、色を一滴二滴入れただけで変化する為、かなり高度な技術が必要となります。
塗装
マスキングが終わったらやっと塗装になります。この色の場合は2コートなので先にネイビーパールを塗装し、その後クリア塗装になります。
マスキング
塗装作業にはいるため、塗装専用ブースに移動しマスキングをします。
ボカシ塗装
ネイビーパールをボカシ塗装します。
クリア塗装
そしてクリア塗装です。クリア塗装は全面に塗装をし何回も重ね塗りします。そうすることにより綺麗に艶が出て長い年月保つことが出来ます。
磨き作業
塗装が終わったら次にポリッシャーでの磨き作業になります。塗装後に磨く意味としては、塗装時に付いたホコリを細かなペーパーで落として磨くこと、塗装肌を整えることです。磨き作業では先に粗めのコンパウンドを使いペーパー跡を消し塗装肌を整えます。その後、細かなコンパウンドを使い、非常に細かい線キズを消していきます。
完成
これですべての作業が終わりです。最後に洗車して完成になります。
ホンダ レジェンド フロントバンパー修理
バンパーを接着する
バンパーががっつりと切れてしまっているため、まずはバンパーを溶かしてくっつけていきます。
サンダーで削る
バンパーがくっついたらサンダーで削ります。
パテを盛る
パテを盛って削ってを繰り返し丁寧に仕上げます。
サフェーサーを塗る
綺麗に仕上がったらサフェーサーを塗装し、その後巣穴（空砲）や細かなキズを埋めるためパテを盛ります。
サーフェーサーを研ぐ
細かなペーパーでサフェーサーを研ぎます。バンパーは全面塗装するためバンパー全面を足付け（下地処理）します。塗装作業にはいるため塗装ブースに移動しバンパー塗装のセッティングをします。
塗装
バンパーは全面塗装のため、まずはネイビーパールを全面に塗装します。この状態ではまだ半艶状態です。
クリア塗装
クリア塗装を何度か塗り重ねて綺麗に艶を出します。
磨き作業
塗装が終わったら磨き作業に入ります。バンパーはプラスチックであるため静電気を起こしやすく、ホコリがつきやすいです。そのためホコリを取る作業と磨き作業に長い時間がかかります。
完成
磨きが終わったら取り付け作業をし完成です。