今回は三菱アウトランダーPHEVのリヤバンパーの修理です。

ちなみにPHEVとはプラグインハイブリッドエレクトリックビークルの略です。

主に電力で走行して補助的にガソリンを使用し走行する車です。

キズ自体は擦り傷程度でしたが擦った衝撃でバンパーの接合部が切れて取り付け出来なくなってしまいました。

ディーラー等では取り付け部分の破損は即交換です。なので見かけはたいした事なさそうに見えますが、バンパー交換になってしまった場合10万弱くらいかかってしまいます。

弊社では取り付け部分が破損していても加工可能なので出来る限り修理をします。

写真じゃ分かりませんが穴あけ加工をしてクリップを取り付けました。

これで見かけは純正のような取り付けに見えるので見栄えもいいです。

下地サフェーサーを吹き付け、塗装面全体の足付け、マスキング、これで塗装準備完了です。車の塗装で赤系の色だけは塗装が特殊で、グレーの下色を塗装してから赤を塗装します。

というのも、赤系の色はものすごい色乗りが悪いので何回塗り重ねても色が完全に塗れません。

なので下色にグレーを塗装する事によって赤の色の乗りを良くします。

クリア塗装を行いこれで綺麗な赤パール塗装完了です。

磨き作業です。

塗装は専用ブースで行いますが目に見えないホコリが塗装中に付着してしまうので、それを細かなペーパーで削り磨き作業を行います。完成です。

バンパーの外れていた接合部もぴったり付き、塗装も太陽があたって赤パールも綺麗に輝いています。

今回の作業日数は3日です。

修理費用はこちらになります。

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